Biohazrd Operation Raccoon Cityの動向について

■Biohazrd Operation Raccoon Cityの動向についてNowGamerによるインタビュー

2011.9.19
オペレーションラクーンシティは、東京ゲームショウなど今年度最後のゲームサロンを欠席。
:これについてNowGamerはバイオハザードの次のスピンオフシリーズについてカプコンにインタビューしています。

”NowGamer(以下,N):オペレーションラクーンシティはカプコンが再び西洋の開発者との間で展開されているコラボレーションです。
どのようなコラボレーションのプロセスが行われていて、貴方はゲームのどのような面で彼らの意見が助けになりましたか?

CAPCOM(以下,C):これはSlant Six Gamesとの初コラボレーションであり、彼らはこのプロジェクトに情熱と専門知識の多くをもたらしてくれました。
これは地道なプロセスでしたが、西洋技術力と日本のゲームに対するアプローチの繊細さを統一することができました。
Slant Six Games独自のネットワークアーキテクチャとAIプログラミングの技術の強みは、プロジェクトの開発にとって貴重な資産でした。
また、彼らのチームは日本のチームでも想像していなかった、多くのアイデアを提案してくれています。
このプロジェクトは私たちがバイオハザードに新しい方向性をもたらすのに最適な環境です。

N:技術的にこの概念をサポートするのは十分では無かったと思いますが、カプコンはすでに、マルチプレイの1つの試みとしてアウトブレイクを出しています。
なぜ貴社はアウトブレイクの基盤をベースに作品を作るよりも時間軸的にシリーズを再生させることにしたのですか?

C:アウトブレイクシリーズはバイオハザードシリーズの最初の3つの作品を飾るゲームでサバイバルホラーの経験を経験を共有することに焦点を当てていました。
我々はオペレーションラクーンシティで新しい試みをしてみたかったのです。
私たちはプレイヤーがこれまでにバイオハザードシリーズで経験したことの無いタイプのゲームプレイを探りたいと思いました。
今回のそれは以前のような生存率ではありません。
アンブレラセキュリティサービスは特別に訓練され、彼らは生物兵器の使用とその結果に直面し、Tウイルスの使用効果を知っています。
これはバイオハザードの世界でシューティングゲームとしてのシンプルな一貫した法則を生み出すことにつながります。

N:バイオハザードシリーズは常に各作品にたくさんの驚きが含まれているという意味で非常に特別な存在です。
このゲームでは、プレイヤーはレオンのようなキーパーソンを殺害することでシリーズの歴史を変更することができます。
どこまでプレイヤーたちはこのゲームで年表に干渉することができますか?

C:我々はゲームのストーリーを明らかにすることはしませんが、オペレーションラクーンシティでは、完全に異なる視点からバイオハザード2と3を体験することができます。
もちろんレオンを殺すようなこともできますが、プレーヤーのみなさんが既に知っているイベントの舞台裏ではなかった物語の部分も出てきます。このゲームはシリーズの公式の歴史から逸脱することはありませんが、バイオハザード2および3でのイベントを強化するでしょう。

N:アンブレラセキュリティサービスは、6人のプレイアブルキャラクターとさまざまなユニークスキルの数々で構成されています。
このゲームに置ける協力プレイの重要性とは何でしょうか?プレイヤーたちの協力がなにかメリットになりますか?

C:チームプレイはラクーンシティでのミッションの成功に必要でありうまく機能しています。
特定のスキルがチーム全体の利益になることがありますし、どのチームでもそれぞれが専門分野を持っているので、
より良いスキルが装備されている場合は特に協力して利用することで、様々な敵に対処する中で感染や出血で生きるか死ぬかの
問題があるキャンペーンにて重要となる瞬間があるでしょう。
また、競争などのマルチプレイヤーモードではチームでのゲームプレイはより顕著な物になります。
プレイヤーは自分のチームの構成を見て戦略を練ることができるので、シリーズのどの作品よりもより多彩な戦術が可能になります。

N:私たちにマルチプレイヤーモードに関していくつか詳細を教えていただけませんか?
このタイトルでマルチプレイのゲームバランスをとることの難しさは何ですか?

C:クラスのメリット、スキル、装備といくつかの種類を開発して検証しています。
ただいま改善しているところでゲームプレイのバランスは毎日変更が行われています。
本作がこのタイプのマルチプレイを持つ作品と比べてユニークなのは、複数の脅威システムがあるということです。
それはゾンビ、リッカー、ウイルスやその他の怪物であり、それらをプレイヤーがどのように(自分が有利になるように)
管理するかによって大幅に状況が変わってきます。これが今作で最もエキサイティングな特徴です。

N:伝統的にソロのゲームプレイに集中してきた本シリーズにおいてマルチプレイを導入するのに困難だったことはなんですか?
また、貴方が開発するときに世界に向けて努めた主要な目標とは何ですか?

C:いくつか浮かぶ。古典的なバイオハザード作品は常に非常に独特な雰囲気を持つソロプレイとなっている。
そして今作はチームベースなゲームプレイであるが、我々はファンが常に知っている恐ろしいゲーム上の基盤は放棄していません。
恐怖の色彩は、開発中私たちにとって大きな挑戦だったが、そのままにすることにしました。また、物語が展開しますが、
マルチプレイに焦点を当てたゲームなのでシングルプレイとは異なります。
物語は多くの面で脚本など他のゲームや映画の影響は受けています。
このゲームの主な目的はチームとしてのシューティングの形をバイオハザードらしい体験の中で提供することでした。

N:非常に多くの文字と一連のテーマを持つ本シリーズのコンセプトで、それを達成するのは困難だと思われます。
カプコンにも既に意見されてますが、最終的な出来はオリジナルのそれにどのくらい近いものですか?

C:このゲームのオリジナルのコンセプトはレオンを殺すという単純なテーマから来ました。
これはコラボレーションすることが決まった後Slant Six Gamesで議論しました。戦術的なアクションゲームとしてのラクーンシティの背景や、USSの役割などSlant Six Gamesとの会合で多くの意見がありました。
我々は開発の終わりに近づいていますが、現在のコンセプトは最初のアイデアから多くはそれていないと言えます。
いくつかのアイデアが変更または削除されてはいます。それでも我々はこのプロジェクトが成功すると確信しています。

N:バイオハザードシリーズがちょうど15周年を迎えましたが、シリーズは非常に恐ろしい当初のそのルーツから分岐したといってもよいでしょうか?
オペレーションラクーシティはそこに立ってどのようにして古典的なファンを獲得するつもりでしょうか?

C:多くの変更がありました。私たちはバイオハザード4がシリーズを前進させていることは否定できません。
オペレーションラクーンシティでは新しい何か、バイオハザードの真のシューターとして何か作る必要があります。
我々は細心の注意を払ってラクーンシティ、キャラクター、モンスターとシナリオを再現しています。
これらのストーリーイベントは筋金入りのバイオハザードファンなら決して喜ばないはずは無いものです。
全く新しいゲームでのこれらの再創造は非常にエキサイティングですので期待してください。
我々はバイオハザードファンは愛すると思いますし、シューティングゲームファンも楽しめると確信しています。
我々は協力プレーで競争力のある4人を基準にしたゲームモードに興奮しています。
しかし、3DSでは伝統的な作品への啓示として邪悪なゲームを出していくつもりです。
これにはバイオハザードファンに感謝しています。シリーズは成長を続け、15周年後もその力は失ってはいないでしょう。 "
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本作のリリース日に関してカプコンは、とらえどころの無い所を残してはいる上に、
最初に示された2011年11~12月に限定されない可能性があることを考え、2012年3月に広げるか必要がありそうです。
今この時点で考えることはできないが、他にも年末にはコールオブデューティMW3のような作品が出るので、
これはカプコンと買い手両方にとっても良いアイデアかもしれない。

情報ソース
Biohazard France

  • 最終更新:2011-09-30 20:33:26

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